【12月23日 AFP】20-21スペイン1部リーグは22日、第15節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はレアル・バジャドリード(Real Valladolid)に3-0で快勝。この一戦で得点を挙げたリオネル・メッシ(Lionel Messi)は、これがバルセロナでの644ゴール目となり、元ブラジル代表のレジェンドであるペレ(Pele)氏が保持していた単一クラブでの通算最多得点記録を更新した。

 65分、ペドリ(Pedro Gonzalez Lopez 'Pedri’)からバックヒールパスを受け取ったメッシはチームの3点目を奪った。

 試合後すぐにインスタグラム(Instagram)を更新したメッシは、「サッカーをプレーし始めた頃、どんな記録も更新することになるなんて決して思わなかった。ましてやきょう達成したものなんて。何年にもわたって私を支えてくれたチームメート、家族、友人、毎日応援してくれているみんな、その全員に感謝しかない」と記した。

 メッシは、2-2で引き分けた19日のバレンシア(Valencia CF)でゴールを挙げてペレ氏の記録に並んでいた。

 バルセロナでの公式戦749試合で644得点を挙げている33歳のメッシは、1.16試合に1ゴールを記録している。

 一方のペレ氏は、1956年から1974年までプレーしたカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のサントスFC(Santos FC)で757試合に出場し643ゴールを記録。これは1.17試合で1得点をマークした計算で、両者の得点ペースはほぼ同じとなっている。(c)AFP