【12月23日 AFP】20-21NBAは22日に開幕し、昨シーズン王者ロサンゼルス・レイカーズ（Los Angeles Lakers）とロサンゼルス・クリッパーズ（Los Angeles Clippers）のライバル対決は、116-109でクリッパーズが競り勝った。

　レイカーズは昨季ファイナルでマイアミ・ヒート（Miami Heat）に勝利し、栄冠に輝いたが、17回目の優勝の喜びは長く続かず、わずか2か月強で現実に引き戻された。

　試合前には、本拠地ステープルズ・センター（Staples Center）でダイヤとアメジストのチャンピオンリングの授与式が行われた。ファンはいなかったが家族、さらには最前線で新型コロナウイルスと闘うレイカーズファンの医療従事者から、胸に響く祝福のメッセージが届いた。

　クリッパーズはポール・ジョージ（Paul George）が全33得点中の26点を後半に挙げ、レイカーズを振り切った。カワイ・レナード（Kawhi Leonard）も26点をマークし、3勝1敗からまさかの逆転負けを喫したデンバー・ナゲッツ（Denver Nuggets）との昨季のカンファレンス準決勝の嫌な記憶を消し去った。

　一方のレイカーズは、レブロン・ジェームズ（LeBron James）がチーム最多の22点、アンソニー・デイビス（Anthony Davis）が18点、新加入のドイツ出身PGデニス・シュレーダー（Dennis Schroder）が14得点、12リバウンド、8アシストを記録した。

　レイカーズは序盤から後手を踏み、第1クオーターに最大22点差をつけられると、最後まで一度もリードを奪えないまま敗れた。(c)AFP