【12月23日 AFP】20-21スペイン1部リーグは22日、第15節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はレアル・ソシエダ(Real Sociedad)を2-0で下し、消化試合数が少ない中で首位の座を盤石なものとした。

 マリオ・エルモソ(Mario Hermoso)とマルコス・ジョレンテ(Marcos Llorente)が後半にゴールを挙げたアトレティコが敵地で重要な勝利を収めたのに対し、シーズン序盤に3ポイント差をつけて首位を走っていたソシエダはこれで3連敗となり、1位と6ポイント差の3位に転落した。

 2位につける王者レアル・マドリード(Real Madrid)は、23日に予定されているホームでのグラナダ(Granada CF)戦に勝利すれば、再びアトレティコに勝ち点で並ぶことができる。バジャドリード戦を終えると、レアルの消化試合数はアトレティコよりも二つ多くなる。

 一方、同日の試合でレアル・バジャドリード(Real Valladolid)を下したFCバルセロナ(FC Barcelona)は、アトレティコと8ポイント差の5位となっている。

 アトレティコでのリーグ戦300勝目を挙げたディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は「大きな意味を持つ。とても大切だ」とすると、「アトレティコをサッカー界の頂上に導くという考えを持ってここに来た。クラブが私に与えてくれたものについては、感謝してもしきれない」と述べた。 (c)AFP