【12月24日 CNS】中国教育部によると、2019年の中国人海外留学生は70万3500人で、前年より4万1400人多く、6.2ポイント増となった。帰国した留学生数は58万300人で、前年より6万900人多く11.7ポイント増となった。

 改革開放政策が始まった1978年から2019年までの間に、中国人の海外留学生は累計656万600人に達している。

 現在も学習・研究をしている学生は165万6200人。留学を修了した490万4400人のうち、86.3%にあたる423万1700人が帰国している。

 中国の経済成長に伴い留学生は増加を続け、米国で学ぶ留学生を国別でみると、2019年まで中国人が10年連続で最多となっている。

 以前は海外で研究の継続や就職を希望する留学生も多かったが、近年は中国の経済成長や技術革新の進歩により帰国を選ぶ留学生が増えている。また、今年は新型コロナウイルスの影響により、収束に成功した中国に帰国する動きが加速している。(c)CNS/JCM/AFPBB News