【12月22日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは21日、第14節の試合が行われ、連敗を喫していたチェルシー(Chelsea)はタミー・アブラハム(Tammy Abraham)の終盤の2得点などでウェストハム(West Ham)を3-0で下し、リーグ優勝の望みに再び火をともした。

 無観客の敵地に乗り込んだウェストハムは、チェルシーにとって厄介な存在であることを証明したが、相手を苦しめるだけの得点力を欠き、序盤にチアゴ・シウバ(Thiago Silva)の強烈なヘディングシュートから先制点を許した。

 今季力強いスタートを切っていたチェルシーは、エバートン(Everton)戦とウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)戦の連敗によってその勢いが停滞していたが、この日の勝利で5位に順位を上げた。

 勝ち点4差で首位に立つリバプール(Liverpool FC)の下は混戦になっており、2位レスター・シティ(Leicester City)から11位ウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)までは7ポイントしか差が開いていない。

 チェルシーのフランク・ランパード(Frank Lampard)監督は、英BBCに「スコアが1-0のときは難しい時間帯だったが、最終的にこうなって良かった。うまく対処した」とコメントした。

「やや後退していたから、今夜は立て直すことが重要だった」「チームが個性を示すにはやるべきことがたくさんあったし、求めるものはもっとある」

 ウェストハムは7分、頭脳的なFKからうまく抜け出したデクラン・ライス(Declan Rice)が角度のないところから見事なシュートを決めてネットを揺らしたが、オフサイドと判定され得点は認められなかった。

 その3分後、メイソン・マウント(Mason Mount)のCKにシウバが頭で合わせ先制したチェルシーは、先発メンバーに復帰を果たしたアブラハムが78分に追加点を挙げた。

 久々のゴールでチームに安堵(あんど)感をもたらしたアブラハムは、相手GKが弾いたボールに詰めてその2分後にもゴールを決めた。

 チェルシーが4位エバートンと勝ち点1差の25ポイントにまで伸ばしたのに対し、ウェストハムは10位のままとなった。

 この一戦の前には、バーンリーFC(Burnley FC)がアシュリー・バーンズ(Ashley Barnes)とクリス・ウッド(Chris Wood)のゴールでウルブスを2-1で下し、降格圏を脱した。(c)AFP/John WEAVER