コロナ変異種、英からの渡航禁止国一覧 日本の判断まだ
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【12月21日 AFP】(更新)英国が、感染力の高い新型コロナウイルスの変異種が「制御不能」となったと発表したことを受け、世界各国が英国からの航空便の乗り入れや旅行者の入国禁止を相次いで決めている。
これまでに渡航制限を発表した国や地域をまとめた。日本の判断は、現時点ではまだ出されていない。
■インド
インドは英国発の全航空便を22日午前0時から31日まで一時停止。英国から到着した乗り継ぎ便の搭乗者らにも検査を実施する方針。
■香港
香港も、22日午前0時から英国からの航空便の乗り入れを禁止。また過去2週間に英国から到着した旅行者の検疫期間も延長される。現在の規定では、国際便で香港入りした人々は、ホテルで14日間の自己隔離が義務付けられている。
■フランス
フランスはすでに21日午前0時から48時間の予定で英国からの渡航を禁止。これには「陸海空路および鉄道」で貨物運搬に携わる全員が含まれる。
■ドイツ
21日午前0時から31日まで、英国発着の航空便の乗り入れを一時禁止。禁止期間の延長が検討されているという政府筋の情報もある。
■オランダ
全ての英国発オランダ着の旅客便の乗り入れを来年1月1日まで禁止。保健省は、国内で1人の変異種への感染が確認されたと発表している。
■アイルランド
21日午前0時から少なくとも48時間、英国発の航空便の乗り入れが禁止された。
■イタリア
保健相は「英国からの航空便の乗り入れを差し止め、また過去14日間に英国に滞在したことのある人のイタリアへの入国を禁じる」法令に署名したと発表。英国から最近帰国した1人から変異種が確認されている。
■上記以外で、英国からの航空便や渡航の禁止をこれまでに発表している国
スペイン
ポルトガル
ポーランド
ロシア
ベルギー
フィンランド
スイス
ノルウェー
デンマーク
エストニア
ラトビア
リトアニア
クロアチア
ブルガリア
ルーマニア
カナダ
トルコ
イラン
イスラエル
サウジアラビア
クウェート
エルサルバドル
アルゼンチン
チリ
モロッコ
(c)AFP