【12月20日 AFP】20-21ドイツ・ブンデスリーガ1部は19日、第13節が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が後半アディショナルタイムに決勝点を奪うなど2ゴールの活躍を見せてバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)を2-1で下し、首位に浮上した。

 試合は首位レバークーゼンがパトリック・シック(Patrik Schick)のゴールで序盤に先制したが、バイエルンは前半終了間際、先日クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とリオネル・メッシ(Lionel Messi)を抑えて国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手に選ばれたばかりのレワンドフスキがヘディングで同点ゴールを獲得。

 そして迎えた93分、膝のけがから復帰したヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)のパスを受けたレワンドフスキがシュートをたたき込み、バイエルンがウインターブレークを前に2位と2ポイント差の首位に躍り出た。

 今シーズンは公式戦18試合で20ゴールを挙げているレワンドフスキは試合後、独スカイ(Sky)に対し、「信じられないような一年を送れた。来年もこのようなプレーを続けられればと思う」とコメント。

「ラスト数秒での得点はいつだって気持ちが良い。特に大きな勝利につながるときはね」と喜び、「自分たちが常にこういう試合で勝とうとしていることを示していると思う」と付け加えた。

 今季初黒星を喫し、2位に後退したレバークーゼンは、同日ケルン(1. FC Cologne)とスコアレスドローに終わったRBライプツィヒ(RB Leipzig)と28ポイントで並んでいる。(c)AFP/Ryland JAMES