【12月18日 AFP】米国の38州・地域の司法当局は17日、米IT大手グーグル(Google)がインターネット検索における独占的地位を乱用し、競争を阻害しているとして、反トラスト法(独占禁止法)違反で首都ワシントンの連邦裁判所に提訴した。グーグルが自社の検索・広告システムをスマートスピーカーや自動車、スマートフォンなどに搭載し、競争相手を排除していると主張している。

 米当局が反トラスト法違反でグーグルを提訴するのは、10月以降で3回目。

 ネブラスカ州のダグ・ピーターソン(Doug Peterson)司法長官は、今回の提訴を歴史的と称し、一連の訴訟は数十年前のマイクロソフト(Microsoft)訴訟以来で最大規模だと述べた。(c)AFP