【12月20日 Xinhua News】中国江西省(Jiangxi)に位置するコウノトリの重要な越冬地、鄱陽湖の近くに立つ送電塔は、高所での巣作りを好むコウノトリのお気に入りの営巣場所となっている。

 同省南昌市(Nanchang)進賢県(Jinxian)では今年2月、国網江西電力南昌供電の送電管理センターで働くスタッフが、青嵐湖水域に建つ鉄塔の地上82メートル地点でコウノトリのつがい1組と巣の中の卵を発見した。

 気温の低下に伴い、鄱陽湖には多くの渡り鳥が飛来する。コウノトリは元の巣に戻る習性を持つため、電力会社では鉄塔にふん害防止設備を取り付け、作業員を派遣して巣を固定し、コウノトリ一家の帰還に備えている。(c)Xinhua News/AFPBB News