【12月17日 AFP】男子プロテニス協会(ATP)は17日、来季初めの日程を発表し、四大大会(グランドスラム)初戦の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)は2月8日に開幕すると明かした。同大会は当初1月18日に開幕が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で遅れる形となった。

 選手たちは1月15日からオーストラリアに到着し、その後2週間の隔離期間に入る。選手たちは指定されたホテルにとどまらねばならないと報じられていたが、1日5時間まで練習や運動が許可されることになった。

 今回の発表についてオーストラリアテニス協会(Tennis Australia)から確認はない。

 ATPはまた、全豪オープンにおける男子の予選はカタール・ドーハで1月10日から13日に行われ、選手とスタッフはその後オーストラリアに渡ることになる予定だと明かした。女子の予選がどこで行われるかについては未定となっている。

 2月8日から21日まで開催される全豪オープンの前には、12チームに規模が縮小される国別対抗戦ATPカップ(ATP Cup 2021)、アデレード国際(Adelaide International 2021)、そしてATP250のトーナメントの計3大会がメルボルンで行われる。

 男子のシーズンは、ATP250のデルレイビーチ・オープン(2021 Delray Beach Open)と新設のアンタルヤ・オープン(Antalya Open 2021)で幕を開ける。

 新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を理由に非開催が決まった大会には、ASBクラシック(2021 ASB Classic)やニューヨーク・オープン(New York Open 2021)が含まれ、マハラシュトラ・オープン(Tata Open Maharashtra 2021)については未定となっている。

 リオ・オープン(Rio Open 2021)は当初の予定では行われないことになり、ATPは代替となる日程を検討しているという。(c)AFP