【12月14日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)のケビン・デュラント(Kevin Durant)が13日、アキレス腱(けん)断裂のけがをしてから552日ぶりに実戦復帰を果たし、非公式ながらもネッツでデビューを果たした。

 デュラントはゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)で出場した2018-19シーズンのNBAファイナルでアキレス腱を断裂し、その後ネッツと4年契約を結んだ。

 この日は本拠地バークレイズ・センター(Barclays Center)で行われたワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)とのプレシーズン初戦にカイリー・アービング(Kyrie Irving)と共に先発し、24分間プレー。12本中5本のフィールドゴールを決めるなど、15得点、3アシストと輝きを放った。

 ネッツが119-114で勝利した試合後、デュラントは「こうして流れに戻ってこられて良かった。いくらか自信になる」と話し、「良い最初の一歩だ」と振り返った。

「シーズン終盤に高いレベルでプレーしたい。プレーオフこそ自分のベストのバスケットボールをプレーしたい舞台だ。そこに向かって歩んでいる。毎日取り組み続け、慣れていくだけだ」

 この試合では、NBA2年目を迎えるウィザーズの八村塁(Rui Hachimura)が、アービングと並び両チームを通じて最多の18得点をマーク。試合序盤にはデュラントの上から豪快なダンクを決める場面もあった。(c)AFP