【12月13日 AFP】2020-21アルペンスキーW杯は12日、フランス・クーシュベル(Courchevel)で女子大回転第2戦が行われ、イタリアのマルタ・バッシーノ(Marta Bassino)が連勝を飾った。ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)はミスが響いて4位に終わった。

 雪が降り、霧が立ちこめる難しいコンディションで、バッシーノはオーストリア・ゼルデン(Soelden)での開幕戦に続く勝利を飾り、種目別の年間順位でリードを広げるとともに、総合でも2位に浮上した。

 一方、自身今季初出場となったフィンランド・レビ(Levi)での回転2レースで2位と5位に入っていたシフリンは、2本目の中盤で旗に2回接触し、バッシーノと1秒70差の4位となった。

 シフリンは米国スキー代表のウェブサイトで「1本目は生き延びたという感じで、いくつか良いターンもできたし、2本目へ向けた良い出発点になったが、そこでかなり大きなミスが出てしまった」「それでも全体としては非常に素晴らしい一日だったし、レビのときほどストレスはなかった」とコメントした。

「良い滑りができる手応えが得られたし、残りはちょっとした気づきの部分だと思う。もっとクリーンなラインの取り方や、他の選手がやっているようなこぶの攻略の仕方。自分ならできるはずだし、そこへ戻ればよいだけの話だと思う」

 サラ・ヘクトル(Sara Hector、スウェーデン)が0秒46差の2位、総合首位に立つペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)が0秒59差の3位に入った。(c)AFP