【12月13日 AFP】12日に行われたサッカー元イタリア代表のパオロ・ロッシ(Paolo Rossi)氏の葬儀中、伊トスカーナ(Tuscan)州にある同氏の自宅が窃盗被害に遭ったことが分かった。

 伊通信社AGIによれば、妻のフェデリカ・カッペッレッティ(Federica Cappelletti)さんが北東部ビチェンツァ(Vicenza)で営まれた葬儀から戻ると、フィレンツェ(Florence)南東のブーチネ(Bucine)近くにある家が侵入されたことに気づいたという。

 盗まれた物の中には、ロッシ氏が所有していた腕時計や現金が含まれていた。

 丘陵地ポッジョチェンニーナ(Poggio Cennina)の農家で生活していたロッシ氏一家は、有機農業会社や観光農業リゾートを経営していた。

 1982年サッカーW杯スペイン大会(1982 World Cup)で6ゴールを挙げてチームを優勝に導き、その年のバロンドール(Ballon d'Or)にも選出されたロッシ氏は10日、長い闘病の末に64歳で亡くなった。(c)AFP