アザラシが謎の大量死、カスピ海に死骸300頭漂着
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ロシア・マハチカラのカスピ海の浜辺で見つかったカスピカイアザラシの死骸。漁業庁北カフカス支部提供の動画より(2020年12月7日撮影)。(c)Handout / North Caucasian branch of Russia's fisheries agency / AFP

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【12月12日 AFP】ロシア当局は11日、世界最大の湖カスピ海(Caspian Sea)の浜辺に希少なアザラシ約300頭の死骸が漂着したことを受け、その謎の大量死を調査していることを明らかにした。
同国漁業庁によると、カスピカイアザラシの死骸計272頭が、ダゲスタン(Dagestan)共和国の各地で見つかった。中には妊娠していた個体もいたという。
同庁はAFPに対し、大量死の原因として「感染症」と「外的要因」の可能性を挙げ、今後さらに多くの死骸が見つかる恐れもあると明かした。
アザラシは何十年も前から、カスピ海における乱獲と産業汚染の影響の犠牲になってきた。研究者らによると、カスピカイアザラシは20世紀初頭には100万頭以上生息していたが、今では7万頭前後にまで減っているという。(c)AFP