【12月11日 CGTN Japanese】一部のメディアが「中国は『戦狼外交』を進めている」と報じたことを受け、中国外交部の華春瑩（Hua Chunying）報道官は10日の定例記者会見で、「もし一部の人は、中国が際限なく行われてきた攻撃や、汚名を着せられることと慢罵に反撃を加え、事実の真相を説明したことをもって、中国外交を「戦狼外交」と呼ぶなら、中国の主権の安全と発展の利益を守り、国の名誉と尊厳を守り、世界の公平と正義を守るために、「戦狼」になっても構わないのではないか」と示しました。

　8日付のドイツ紙「デーリー・ミラー」は、「中国の戦狼」を題に、同紙が言う中国の「戦狼外交」を非難しました。華報道官はこの記事を受け、「根本的に言えば、『戦狼外交』に関する非難は『中国脅威論』の焼き直しに過ぎず、一部の人が中国のためにカスタマイズした『言葉の落とし穴』である。その本質は、これらの人があごで人を使うことに慣れており、誰かが反論することには慣れていないからだ。しかし中国人には原則があり、気骨がある。中国の主権、安全保障、発展の利益と世界の公平と正義など根本的問題については、中国外交は断固として、あらゆる悪意ある挑発にも力強く反撃し、国の利益と尊厳を力強く守り、世界の公平と正義を守っていかなければならない」と強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News