【12月11日 AFP】ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)は10日、新型コロナウイルスの影響で来年に先延ばしになっていた中国・南京(Nanjing)での世界室内選手権(World Athletics Indoor Championships Nanjing 2020)を、2023年3月に再延期すると発表した。

 本来であれば今年に予定されていた南京大会については、新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を理由にすでに開催時期が来年3月19日から21日に変更されていた。

 世界陸連は発表文の中で「開催について評価するため、われわれは数週間にわたって組織委員会や中国陸上協会(CAA)と提携してきたが、現在の国際情勢を考慮すると、2021年初めには新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの状態に関して大きな不確実性が依然として存在する」と記した。

 世界室内選手権は2022年にセルビア・ベオグラードでも開催される予定で、南京大会はその翌年に行われる。(c)AFP