【12月10日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間9日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は155万7814人に増加した。

【図解】新型コロナ ワクチン開発状況(2020年11月9日時点)

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも6820万8890人の感染が確認され、少なくとも4334万1100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 8日には世界全体で新たに1万2364人の死亡と65万7185人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2496人。次いでブラジル(842人)、フランス(831人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに28万6338人が死亡、1517万2602人が感染し、少なくとも578万6915人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万8159人、感染者数は667万4999人。以降はインド(死者14万1360人、感染者973万5850人)、メキシコ(死者11万874人、感染者119万3255人)、英国(死者6万2033人、感染者175万241人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの151人。次いでペルー(110人)、イタリア(101人)、スペイン(100人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が46万2362人(感染1363万7455人)、欧州が45万6498人(感染2025万8097人)、米国・カナダが29万9174人(感染1559万9140人)、アジアが20万1825人(感染1285万7823人)、中東が8万2492人(感染353万7249人)、アフリカが5万4521人(感染228万8663人)、オセアニアが942人(感染3万469人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP