オノ・ヨーコさん、銃規制訴え ジョン・レノンさん没後40年
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【12月9日 AFP】英ロックバンド、ビートルズ(The Beatles)の元メンバー、ジョン・レノン(John Lennon)さんが凶弾に倒れてから40年がたった8日、妻のオノ・ヨーコ(Yoko Ono)さん(87)はツイッター(Twitter)への投稿で、銃規制を呼び掛けた。
オノさんは「愛する人の死は心をえぐられるような経験。40年たった今でもショーン、ジュリアンと私は彼がいなくて寂しい」とし、レノンさんと共作した1971年のヒット曲「イマジン(Imagine)」の歌詞を引用し「すべての人々が平和に暮らすのを想像してみてほしい」とコメント。投稿には血痕がついたレノンさんの眼鏡の画像と「ジョン・レノンが1980年12月8日に射殺されて以降、米国では14万3600人以上が銃により亡くなった」とのメッセージを添えた。
当時40歳で、息子ショーンさんの育児のために5年間活動を休止した後、音楽活動を再開したばかりだったレノンさんは、オノさんと共にニューヨーク・マンハッタン(Manhattan)のセントラルパーク(Central Park)前にある自宅アパート「ダコタ・ハウス(Dakota Apartment)」に戻ったところを、自身に恨みを持ったビートルズファンのマーク・デビッド・チャップマン(Mark David Chapman)受刑者により銃で撃たれた。オノさんは現在もこのアパートに住んでいる。(c)AFP