【12月8日 AFP】米首都ワシントンのスミソニアン国立動物園(Smithsonian's National Zoo)は7日、今月中国への返還期限を迎えたジャイアントパンダについて、貸与期間をさらに3年間延長することで、中国野生動物保護協会(CWCA)と合意したと発表した。

 この合意により、22歳のメス、メイシャン(美香、Mei Xiang)と23歳のオス、ティアンティアン(添添、Tian Tian)、そして今年8月21日に2頭の間に生まれたシャオチージー(小奇跡、Xiao Qi Ji)は、2023年12月に中国に返還されることになった。

 スミソニアン国立動物園は1972年から中国のジャイアントパンダを飼育しており、2000年12月にメイシャンとティアンティアンを迎えた。シャオチージーは2頭の間に生まれ、生存する4番目の子ども。他3頭は中国に返還されている。(c)AFP