【12月7日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間6日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は152万9324人に増加した。

【図解】新型コロナ ワクチン開発状況(2020年11月9日時点)

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも6649万8750人の感染が確認され、少なくとも4216万6400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 5日には世界全体で新たに1万674人の死亡と65万2466人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2527人。次いでブラジル(664人)、イタリア(662人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに28万1206人が死亡、1458万4706人が感染し、少なくとも557万6026人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万6628人、感染者数は657万7177人。以降はインド(死者14万182人、感染者964万4222人)、メキシコ(死者10万9456人、感染者116万8395人)、英国(死者6万1014人、感染者170万5971人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの149人。次いでペルー(110人)、スペイン(99人)、イタリア(98人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6619人、回復者数は8万1706人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が45万7911人(感染1345万2163人)、欧州が44万2191人(感染1958万5889人)、米国・カナダが29万3789人(感染1499万1542人)、アジアが19万9482人(感染1270万5883人)、中東が8万1445人(感染348万566人)、アフリカが5万3564人(感染225万2289人)、オセアニアが942人(感染3万418人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP