【12月6日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間5日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は151万9213人に増加した。

【図解】新型コロナ ワクチン開発状況(2020年11月9日時点)

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも6586万5820人の感染が確認され、少なくとも4177万7200人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 4日には世界全体で新たに1万2177人の死亡と67万7808人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2506人。次いでイタリア(814人)、ブラジル(694人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに27万9008人が死亡、1437万2570人が感染し、少なくとも547万389人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万5964人、感染者数は653万3968人。以降はインド(死者13万9700人、感染者960万8211人)、メキシコ(死者10万8863人、感染者115万6770人)、英国(死者6万617人、感染者169万432人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの147人。次いでペルー(110人)、スペイン(99人)、イタリア(97人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6601人、回復者数は8万1694人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が45万6155人(感染1337万1430人)、欧州が43万8055人(感染1936万4969人)、米国・カナダが29万1477人(感染1477万2309人)、アジアが19万8676人(感染1264万7887人)、中東が8万641人(感染344万4281人)、アフリカが5万3267人(感染223万4547人)、オセアニアが942人(感染3万402人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP