【12月4日 CNS】中国山西省(Shanxi)太原市(Taiyuan)で2017年に発見された明代の石橋「鎮遠橋」を保存した「鎮遠橋遺跡館」が姿を見せつつある。

 鎮遠橋は明代の太原城の外堀に架けられた橋で、清代まで使われていた。2017年11月、太原地下鉄2号線・北大街駅の建設工事中に発見され、大きく注目された。

 専門家の調査を経て、当時の都市交通や軍事防衛システムの研究に重要な遺跡とみなされ、太原市文化遺跡局が保存を決めた。遺跡館は高架橋の下に建てられ、「現代の高架橋と古代の石造り橋が共存」と話題になっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News