【12月1日 AFP】ジンバブエ当局によると、北東部ビンドゥラ(Bindura)で先週発生した10年前に閉山した金鉱山の地下坑道が崩落した事故で11月30日、男性1人の遺体が収容された。坑内には、個人採掘者数十人が依然閉じ込められているとみられる。

 ビンドゥラは首都ハラレの北約70キロに位置する町で、事故は25日に発生。当時約40人が鉱山の中にいたとされる。

 事故から数時間以内に6人が救助され病院へ搬送されたが、その後大雨により坑道が水没し救助活動が難航した。救助隊とボランティアらは数日かけて坑道の水をポンプでくみ出し、遺体を発見した。

 政府の広報担当者はツイッター(Twitter)で、男性の遺体は30日の昼に地下坑道から収容されたと述べている。(c)AFP