【11月26日 AFP】サッカー元アルゼンチン代表のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏の死去が25日に発表されたことを受け、世界のサッカー界から追悼の声が相次いでいる。元ブラジル代表のペレ(Pele)氏は「いつか天上で一緒にサッカーができることを願う」とコメントした。

 ペレ氏はインスタグラム(Instagram)に、1986年にW杯(World Cup)のトロフィーを掲げるマラドーナ氏の写真を投稿し、「きょう悲しいニュースがあった。私は親愛なる友を失い、世界はレジェンドを失った。言いたいことはもっとあるが、ひとまず、神が彼の家族に力を与えてくれますように。いつか天上で一緒にサッカーができることを願う」と述べた。

 元フランス代表のミシェル・プラティニ(Michel Platini)氏は仏RTLラジオに対し、「私たちの過去の一部が去った」と言明。ブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は、少年時代に当時現役のマラドーナ氏と共に写った写真をツイッター(Twitter)に投稿し、「安らかに眠れ、サッカー界のレジェンド」と書き込んだ。

 アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)も、マラドーナ氏と一緒に写った写真をソーシャルメディアに投稿し、「アルゼンチン人全員、そしてサッカーにとってとても悲しい日だ」と表明。「彼は私たちの元を去るが、いなくなりはしない。彼は永遠だから」とコメントした。

 アルゼンチン代表チームはツイッターへの投稿で、W杯のトロフィーを持ったマラドーナ氏の写真を添えて「あなたは世界のサッカー界全員の心に永遠に残る」と追悼。

 各国の元所属クラブからも追悼メッセージが相次ぎ、イタリア・ナポリ(SSC Napoli)はツイッターに「ずっと私たちの心の中に。チャオ、ディエゴ」と投稿。アルゼンチンのボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)は「永遠の感謝。永遠のディエゴ」と書き込んだ。

 同じく元所属クラブのスペイン・FCバルセロナ(FC Barcelona)は「ディエゴ、いろいろとありがとう。FCバルセロナは、私たちチームの選手(1982~84年)で、世界のサッカー界のアイコンであるディエゴ・アルマンド・マラドーナの死に心からの追悼の意を表する」と表明した。(c)AFP