【11月26日 AFP】(更新)サッカー元アルゼンチン代表のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が死去した。60歳だった。同氏の広報担当者が25日、発表した。

 マラドーナ氏は今月初め、硬膜下血腫を摘出する脳手術を受けていた。関係者がAFPに明らかにしたところによると、同氏は心臓発作を起こして亡くなった。

 マラドーナ氏はサッカー元ブラジル代表のペレ(Pele)氏と並び、サッカー史上最高の選手の一人として知られる。

 マラドーナ氏死去を受け、アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス(Alberto Fernandez)大統領は直ちに3日間の国喪を発表した。

 同国のメディアは訃報の直前、マラドーナ氏が25日に深刻な健康問題に見舞われ、首都ブエノスアイレス北郊にある自宅で医師らから治療を受けていると報道。テレビ局TyCスポーツ(TyC Sports)は「同氏宅前には救急車が4台止まっている。家族が呼ばれた。容体は深刻だ」と報じていた。(c)AFP