【12月14日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2020)は13日、準決勝が行われ、ヴィッセル神戸(Vissel Kobe)は延長戦の末1-2で蔚山現代(Ulsan Hyundai、韓国)に敗れた。

 神戸は52分、安井拓也(Takuya Yasui)の低いCKのボールに、山口蛍(Hotaru Yamaguchi)がダイレクトで合わせたシュートを決めて先制。

 さらに神戸は75分に佐々木大樹(Daiju Sasaki)が追加点を決めたかに思われたが、ビルドアップの中でファウルがあったとのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による判定で、ゴールが取り消される不運に見舞われた。

 すると蔚山はその数分後、ユン・ビッカラム(Bit-garam Yoon)のシュートがビョルン・ヨンセン(Bjorn Johnsen)に当たってネットを揺らし、同点弾を決めた。この得点は一度はオフサイドで取り消されたものの、VARは再び蔚山寄りの判定を下した。

 そして1-1で迎えた延長戦の終了間際、神戸はGK前川黛也(Daiya Maekawa)が蔚山のジュニオール・ネグラン(Junior Negrao)にファウルしてPKを献上すると、これをネグランに蹴り込まれた。

 2012年に初優勝を飾っている蔚山は、19日の決勝でペルセポリスFC(Persepolis FC、イラン)と対戦する。(c)AFP/C.J Elias