【11月25日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2020)は24日、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた東地区グループステージの試合が行われ、グループFではFC東京(FC Tokyo)が上海申花(Shanghai Shenhua、中国)に0-1で敗れた。

 于漢超(Hanchao Yu)が72分にPKを決め、3試合を終えて2勝目を手にした上海の崔康煕(Kang-Hee Choi、チェ・ガンヒ)監督は、「FC東京は素晴らしいチームだが、きょうはしっかりと彼らのチャンスを限定したかった」とコメントした。

「選手たちはコンディションや疲労といった難しさをしっかりと克服した。最初から最後まで貫き通してくれたし、その点について彼らに感謝したい」

 敗れたFC東京は、3試合を戦って勝ち点4の3位となっている。チームを率いる長谷川健太(Kenta Hasegawa)監督は、「非常に残念な結果。ACLを初めて戦う選手もいて、少し試合に入れていなかった」と振り返り、次の試合へ立て直しを誓った。

 同組の他の試合では、蔚山現代(Ulsan Hyundai、韓国)が終了間際の2ゴールでパース・グローリー(Perth Glory、オーストラリア)に2-1で逆転勝ちした。

 また、グループEでは北京国安(Beijing Guoan、中国)がメルボルン・ビクトリー(Melbourne Victory、オーストラリア)を3-1で下し、開幕3連勝で決勝トーナメント進出をほぼ確実にした。

 FCソウル(FC Seoul、韓国)は尹株泰(Ju-Tae Yun 、ユン・ジュタエ)が後半に2ゴールを挙げるなどし、チェンライ・ユナイテッド(Chiangrai United FC、タイ)に5-0で勝利した。

 3試合を終え勝ち点6のソウルが9ポイントの北京に次ぐ2位につけており、3連敗のチェンライは敗退の危機にひんしている。(c)AFP