【11月22日 AFP】20か国・地域(G20)サミットが21日、開催国のサウジアラビアを拠点にオンライン形式で開幕した。米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領も会議に参加したが、途中で退席し、ゴルフに出掛けた。

 メディア非公開の2日間の会議の冒頭、トランプ氏はスピーチを行い、情報筋によると新型コロナウイルスの感染拡大への自身の経済対策について「まったくもって素晴らしい仕事」と誇示した。

 ただ、世界の現状については何も語らなかったという。

 また、別の会議出席者によると「皆さんと共に仕事をできたことは光栄であり、今後も長きにわたり共に働いていくことを楽しみにしている」と述べたという。

 その後、トランプ氏はホワイトハウス(White House)を離れ、首都ワシントンから遠くないバージニア州にある自身のゴルフ場へと向かった。

 ゴルフ場にはトランプ氏の応援旗を持つ支援者が複数おり、うち1人はトランプ氏の似顔絵と「あと4年」と書いたプラカードを持っていた。

 ただ一方、負けを認めろと促すプラカードを持って抗議する人の姿も見られた。(c)AFP