【11月20日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は19日、DFセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)がハムストリングを痛めたと発表。3試合の欠場が見込まれている。

 ラモスは17日、スペインが6-0で大勝したUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)のドイツ戦で、前半終了間際に負傷交代した。

 ラモスは10日間の離脱が予想されており、レアルはアウェーで行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)のインテル(Inter Milan)戦、リーグ戦のビジャレアル(Villarreal CF)戦とアラベス(Alaves)戦にキャプテン不在で臨むことになる。

 21日に予定されているビジャレアル戦でDFラファエル・バラン(Raphael Varane)を欠く可能性もあるレアルにとって、ラモスの離脱は大きな痛手となる。バランは肩のけがに悩まされており、20日に診察が行われるという。

 ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、CBの代役としてナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias ‘Nacho’)と新型コロナウイルスの検査で陰性反応を示したエデル・ミリトン(Eder Militao)に頼らねばならないかもしれない。

 また、検査で陰性が確認されたエデン・アザール(Eden Hazard)は敵地でのビジャレアル戦に出場できる見込みであり、鼠径(そけい)部の痛みを訴えていたカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)も、19日のトレーニングで復帰した。

 レアルは今週末、代表ウイーク前に1-4で敗れたバレンシア(Valencia CF)戦からの立て直しを目指している。(c)AFP