【11月17日 AFP】ラグビーの最新世界ランキングが16日に発表され、前週末に行われた南半球対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2020)第3節でアルゼンチンに初黒星を喫したニュージーランドが2位から3位に転落した。

 2009年から2019年にかけて500週以上連続で1位をキープしていたオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)は、昨年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)準決勝でイングランドに敗れた後にも3位に転落したが、同大会の3位決定戦でウェールズを下し、すぐさま2位に戻っていた。

 今回の黒星は地元でも衝撃を持って受け止められており、やり玉に挙げられているイアン・フォスター(Ian Foster)ヘッドコーチ(HC)への重圧は高まっている。

 他のチームでは、現世界王者の南アフリカが首位の座をキープし、イングランドが2位に浮上。フランスは4位のままとなり、13日にアイルランドに敗れテストマッチ6連敗となったウェールズは2012年の後では最も低い9位に沈んだ。日本は1ランクダウンの10位だった。(c)AFP