【11月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は131万3471人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5400万1750人の感染が確認され、少なくとも3459万9700人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 14日には世界全体で新たに9246人の死亡と60万7998人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1351人。次いでブラジル(921人)、メキシコ(635人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに24万5614人が死亡、1090万5598人が感染し、少なくとも414万8444人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万5658人、感染者数は584万8959人。以降はインド(死者12万9635人、感染者881万4579人)、メキシコ(死者9万8259人、感染者100万3253人)、英国(死者5万1766人、感染者134万4356人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの123人。次いでペルー(107人)、スペイン(87人)、アルゼンチン(78人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6338人、回復者数は8万1319人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が42万3176人(感染1202万3640人)、欧州が33万4968人(感染1443万2068人)、米国・カナダが25万6487人(感染1119万5957人)、アジアが18万1799人(感染1144万26人)、中東が6万8991人(感染291万3735人)、アフリカが4万7109人(感染196万6317人)、オセアニアが941人(感染3万8人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP