【11月14日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間13日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は129万4539人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5277万5840人の感染が確認され、少なくとも3403万3100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 12日には世界全体で新たに9921人の死亡と60万8625人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1512人。次いでブラジル(908人)、イタリア(636人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに24万2435人が死亡、1055万5469人が感染し、少なくとも405万1256人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万4281人、感染者数は578万1582人。以降はインド(死者12万8668人、感染者872万8795人)、メキシコ(死者9万7056人、感染者99万1835人)、英国(死者5万928人、感染者129万195人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの120人。次いでペルー(106人)、スペイン(87人)、ブラジル(77人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6307人、回復者数は8万1279人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が41万9270人(感染1188万5876人)、欧州が32万6527人(感染1390万4462人)、米国・カナダが25万3189人(感染1083万5945人)、アジアが18万371人(感染1132万972人)、中東が6万7695人(感染286万2682人)、アフリカが4万6546人(感染193万5915人)、オセアニアが941人(感染2万9988人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP