【11月13日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は12日、代表合宿中に負傷したDFジョー・ゴメス(Joe Gomez)が手術を受け、長期離脱になる見通しであると発表した。リバプールの守備面の危機は深刻さを増し、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は難しい対応を迫られている。

 イングランド代表に招集されていたゴメスは、11日の練習中に左膝の腱(けん)を痛めていた。

 リバプールでは前月、膝の靱帯(じんたい)を損傷したビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)が手術しており、ゴメスのけがもそれに近いのではないかと懸念されたが、靱帯は痛めていないことがリバプールから確認された。

 リバプールは発表文の中で「ジョー・ゴメスの左膝の腱を修復する手術が本日行われ、成功した」と記し、「復帰時期は未定だが、このけがにより同選手は2020-21シーズン残りの大部分を欠場する可能性が高い」と続けた。

 23歳のゴメスがファン・ダイクやファビーニョ(Fabinho)に続き故障者リストに名を連ねたことで、リバプールの万全な状態のCBは、ユース選手を除くとジョエル・マティプ(Joel Matip)のみとなった。

 ゴメスは2015年に前十字靱帯の故障で約1シーズンを棒に振るなど、これまでけがに悩まされてきた。2018年3月に行われたオランダとの国際親善試合でも足首を負傷し、同年には脚も骨折している。(c)AFP