バイデン氏、首席補佐官にクレイン氏起用 オバマ政権でエボラ危機対応を統括
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【11月12日 AFP】米大統領選で当選を確実にした民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は11日、大統領首席補佐官にロン・クレイン(Ron Klain)氏(59)を起用すると発表した。バイデン氏の政権人事発表は初めて。
クレイン氏はバイデン氏の副大統領時代の初代首席補佐官で、上院司法委員長を務めた当時からの側近。バラク・オバマ(Barack Obama)前政権下では、2014年のエボラ出血熱危機への対応を統括した。アル・ゴア(Al Gore)元副大統領の首席補佐官を務めた経験もある。
バイデン氏は「ロンとは長年共に働いてきた。私にとって掛け替えのない存在だ」と説明。「ロンの深く多岐にわたる経験と、あらゆる政治的立場を超えて人々と協調する能力は、われわれが危機に立ち向かい、国を再び一つにする上で、まさに私が大統領補佐官に求める資質だ」と述べている。(c)AFP