【11月11日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間11日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は127万5113人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5153万1660人の感染が確認され、少なくとも3330万900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 10日には世界全体で新たに1万776人の死亡と66万2214人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1535人。次いでフランス(1220人)、英国(707人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに23万9695人が死亡、1025万8090人が感染し、少なくとも396万1873人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万2829人、感染者数は570万44人。以降はインド(死者12万7571人、感染者863万6011人)、メキシコ(死者9万5842人、感染者97万8531人)、英国(死者4万9770人、感染者123万3775人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの117人。次いでペルー(106人)、スペイン(85人)、ブラジル(77人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6267人、回復者数は8万1187人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が41万5236人(感染1173万1619人)、欧州が31万7525人(感染1333万9600人)、米国・カナダが25万317人(感染1052万9759人)、アジアが17万8782人(感染1118万7597人)、中東が6万6350人(感染280万5533人)、アフリカが4万5962人(感染190万7595人)、オセアニアが941人(感染2万9962人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP