【11月10日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間10日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は126万3890人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5090万7770人の感染が確認され、少なくとも3312万1400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 9日には世界全体で新たに6867人の死亡と46万5514人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはフランスの548人。次いでスペイン(512人)、米国(489人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに23万8251人が死亡、1011万552人が感染し、少なくとも392万8845人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万2628人、感染者数は567万5032人。以降はインド(死者12万7059人、感染者859万1730人)、メキシコ(死者9万5255人、感染者97万2785人)、英国(死者4万9063人、感染者121万3363人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの114人。次いでペルー(106人)、スペイン(84人)、ブラジル(77人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6267人、回復者数は8万1187人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が41万3838人(感染1167万3023人)、欧州が31万1035人(感染1303万1112人)、米国・カナダが24万8791人(感染1037万5229人)、アジアが17万8001人(感染1112万6994人)、中東が6万5666人(感染277万7847人)、アフリカが4万5618人(感染189万3627人)、オセアニアが941人(感染2万9947人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP