【11月9日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間8日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は125万879人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4991万930人の感染が確認され、少なくとも3249万2500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 7日には世界全体で新たに7370人の死亡と60万2036人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の991人。次いでインド(559人)、メキシコ(485人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに23万7123人が死亡、986万1898人が感染し、少なくとも385万1465人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万2269人、感染者数は565万3561人。以降はインド(死者12万6121人、感染者850万7754人)、メキシコ(死者9万4808人、感染者96万1938人)、英国(死者4万8888人、感染者117万1441人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの111人。次いでペルー(106人)、スペイン(83人)、ブラジル(76人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6212人、回復者数は8万1168人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が41万1726人(感染1159万9214人)、欧州が30万4881人(感染1254万9042人)、米国・カナダが24万7605人(感染1012万352人)、アジアが17万6524人(感染1101万2350人)、中東が6万4398人(感染273万50人)、アフリカが4万4804人(感染187万1人)、オセアニアが941人(感染2万9927人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP