【11月7日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は6日、インターネット通信販売大手の楽天(Rakuten)とのスポンサー契約を延長すると発表した。

 楽天は2017年に結んだ現行契約の延長オプションを行使し、2022年6月までバルセロナの主要スポンサーを継続することになった。両者は「2017年に締結したオプション契約を実行し、最初の4年間の契約が終了した時点でパートナーシップをもう1年延長する」ことで合意に至った。

 バルセロナの広報担当者は、楽天が「これからもクラブのメイングローバルスポンサー、およびグローバルイノベーション&エンターテインメントパートナーであり続け、2021-22年シーズンのトップチームのユニホームの胸に同社のロゴが入ることになる」と語った。

 今回の契約延長は、世界屈指の資金力を誇るバルセロナでさえも、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による影響で経済的に厳しい状況に直面している中で行われた。

 具体的な金額は明らかにされなかったが、バルセロナは今回の契約延長が、「パンデミック終了後の新たな現実に適応する上で、最大限に活用できる計画的資産になる」との認識を示した。当初の契約では、楽天は年間5500万ユーロ(約67億円)の金額で合意している。(c)AFP