UEFA、議論巻き起こすハンド規則の見直しをFIFAに要請
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【11月6日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は5日、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長に対し、ハンドの反則でPKが与えられることが頻発していることを受け、「不満の増大」に歯止めをかけるべく規則の変更を求めた。
UEFAのアレクサンデル・チェフェリン(Aleksander Ceferin)会長は、先月27日にインファンティーノ会長に宛てた書簡の中で、選手がボールを手で触った際に審判が意図的かどうかを再び判断できるよう、昨年3月から適用されているハンドのルールを調整することを要請した。
独スポーツ通信社SIDが確認した書簡の中でチェフェリン会長は「ボールを手で扱うことが反則となるケースを厳密に定義しようとする試みは、多くの不公平な決定をもたらしており、サッカー界の中で不快感と不満が増大している」と述べた。
このニュースが明らかとなった前日の4日には、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)のチェルシー(Chelsea)対レンヌ(Stade Rennes FC)戦で、新たに微妙なPK判定があった。
この試合ですでにPKを一つ与えていたレンヌのDFダウベルト・エンリケ(Dalbert Henrique)は、相手選手のシュートが自分の脚に跳ね返った後に腕に当たったとビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって判断され、PKを取られるとともに2枚目の警告を受けて退場となった。
このPKをティモ・ヴェルナー(Timo Werner)に決められ0-2とされたレンヌは、敵地で結果を残すことが事実上不可能となり、最終的にチェルシーが3-0で勝利した。
これ以外にも選手や指揮官を怒らせたPKは多々あり、チェフェリン会長は書簡の中で「サッカーの精神」に反するものだと示唆した。
サッカーの規則作成は、FIFAが所管する国際サッカー評議会(IFAB)によって行われているため、チェフェリン会長はインファンティーノ会長に対して筆を執った。IFABの八つの投票権のうちの半数をFIFAが握っており、その他の投票権はイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの各サッカー協会が有している。(c)AFP