【11月5日 AFP】3日に投票が行われた米大統領選で、欧州安保協力機構(OSCE)が派遣した国際選挙監視団のミハエル・ゲオルク・リンク(Michael Georg Link)団長は5日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が選挙不正を主張して開票作業の停止を要求したことについて、「甚大な職権乱用」だと非難した。

 リンク氏は独日刊紙シュツットガルト新聞(Stuttgarter Zeitung)に対し、トランプ氏が自身の勝利を主張し票集計作業の停止を訴えたことは「最も不穏なこと」だと指摘。「これは甚大な職権乱用だ」とし、「(トランプ氏による)不正の主張は事実無根だ」と述べた。(c)AFP