【11月5日 AFP】脳血腫の除去手術が成功したサッカー元アルゼンチン代表のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏(60)の主治医は4日、病院のスタッフは同氏の回復速度に「驚いている」と明かした。

 3日夜に同国ブエノスアイレスの病院で80分の手術を受け、無事脳血腫が除去されたマラドーナ氏の最新の状況について、レオポルド・ルケ(Leopoldo Luque)医師は、「たった今見てきたが、生き生きとしていて、とてもご機嫌だった。われわれは彼の回復具合に驚いている」と話した。

「だがまだ術後期なので注意する必要がある」「神経系の合併症が起きていないことは明らかだ。まだ極めて早い段階なので評価を待っているパラメーターがほかにもあるが、回復具合は申し分ない」

 2日に体調不良を訴えたマラドーナ氏は、監督を務めるヒムナシア・ラ・プラタ(Gimnasia y Esgrima La Plata)が拠点を置くブエノスアイレス南部ラプラタ(La Plata)の病院へ搬送された。検査の結果、血腫が見つかったため、マラドーナ氏は個人病院に移送されて手術を受けた。(c)AFP/Daniel MEROLLA, Sonia AVALOS