【11月5日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は4日、グループG第3節が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)の得点などで、ホームでディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)を2-1で下した。

 欧州カップ戦での150試合目の出場となったメッシは序盤、自ら獲得したPKを決めて先制点をマークすると、65分にはアンス・ファティ(Ansu Fati)のクロスにジェラール・ピケ(Gerard Pique)が頭で合わせ追加点を挙げた。

 新型コロナウイルスの陽性反応者が多くいるディナモ・キエフはビクトル・ツィガンコフ(Viktor Tsygankov)が一矢を報いたものの、リーグ戦で4試合白星から見放されているバルセロナがチャンピオンズリーグで3連勝を飾った。

 バルセロナを率いるロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督は、「勝てたからうれしい」とコメントした。「だが、きょうよりも良いプレーをしなければならない。特にボールを保持していないときのプレーが良くないので、そこを改善する必要がある」

 同組の他の試合では、ユベントス(Juventus)がアウェーでフィレンツバロシュTC(Ferencvaros TC)に4-1で勝利した。

 ユベントスは新型ウイルス陽性による離脱から復帰したクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が9月以来となる先発出場を果たしたが、この日より強い印象を残したのは、チームに主導権を与える2得点をマークしたアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)だった。

 パウロ・ディバラ(Paulo Dybala)がチーム3点目を決めたユベントスは、その後も相手のオウンゴールで加点。フィレンツバロシュは90分にフランク・ボリ(Franck Boli)が1点を返した。

 グループGでは勝ち点9のバルセロナが首位に立っており、同6のユベントスが2位につけている。(c)AFP/Martyn WOOD