マンUまさかの黒星、「許されない」守備を指揮官嘆く 欧州CL
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【11月5日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は4日、グループH第3節が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はイスタンブール・バシャクシェヒル(Istanbul Basaksehir)に1-2で敗れた。アウェーでまさかの黒星を喫したオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、チームの「許されない」守備を厳しく責めた。
ユナイテッドはイングランド・プレミアリーグで下位に沈んでいるものの、チャンピオンズリーグではパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に見事に勝利し、RBライプツィヒ(RB Leipzig)には5-0で大勝しており、この試合では大きく優位だとみられていた。
しかし、ユナイテッドは敵地でひらめきや守備の基本を欠き、バシャクシェヒルにチャンピオンズリーグ初白星を献上。スールシャール監督にかかるプレッシャーは大きくなった。
元チェルシー(Chelsea)のデンバ・バ(Demba Ba)とエディン・ヴィスチャ(Edin Visca)にゴールを決められ、守備面のもろさを露呈したユナイテッドは、前半終了間際にアントニー・マルシアル(Anthony Martial)のヘディングで1点を返し、望みをつないだ。
しかし、後半に複数の選手を交代させて攻撃的なタレントを多く投入したものの、活気のないユナイテッドは組織化されたバシャクシェヒルの守備を打ち破るすべを見つけることができなかった。
この結果、公式戦アウェー10連勝のクラブ記録はストップし、リバプール(Liverpool FC)に敗れた1月のリーグ戦以来、敵地では19試合ぶりに黒星を喫することになった。
ハードワークをするバシャクシェヒルに対し、チームのパフォーマンスは十分でなかったとスールシャール監督は英BTスポーツ(BT Sport)に述べた。
「しっかりと守らなければ、欧州ではこうやって2点を取られる」「1失点目の場面では、ショートコーナーをしたときに前線にいた選手を忘れていた。それは許されないことだ。2失点目も同様で、われわれはプレスを無効化できるほどしっかりと組織化されていない」
「チャンピオンズリーグでは、ただ試合に出て勝ち点3を取るというふうにはいかない」「相手はよく組織化されたチームで、われわれは十分ではなかった。それに尽きる」 (c)AFP