【11月4日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は3日、グループC第3節が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はけがから復帰したガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)にゴールが生まれるなどし、ホームでオリンピアコス(Olympiacos)を3-0で下した。

 ゴールを量産しているフェラン・トーレス(Ferran Torres)の好調ぶりもあり、今大会ここまで3戦3勝のシティは決勝トーナメント進出に向け順調に進んでいる。

 トーレスはこの日も12分に先制点を挙げ、チャンピオンズリーグで4試合連続得点をマークした史上3番目に若い選手となった。

 ジェズスとセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が開幕からけがに悩まされ、純粋なFWが不在となっていたシティは、ここ数週間のイングランド・プレミアリーグでは無慈悲なまでの勢いに陰りが見えていた。

 しかし、試合勘を取り戻すために後半に投入されたジェズスが81分にゴールを決めると、さらに同じく途中出場の右SBジョアン・カンセロ(Joao Cancelo)が利き足ではない左足でゴール隅にシュートを流し込み、シティのリードを3点に広げた。

 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は「前半は並外れた内容だったが、残念ながら試合を終わらせられなかった。2点目を奪うのにやや苦しんだ」とコメントした。

「最終的にはガブリエウが素晴らしいゴールを決めてくれた。概して、彼の復帰は良いニュース」

 今後数か月間で過酷なスケジュールを控えているため、グアルディオラ監督はグループステージを楽に突破したいと願っている。シティは3週間後にアウェーでのオリンピアコス戦で勝ち点1を手に入れれば、2試合を残して16強入りを決めることができる。(c)AFP