【11月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間3日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は120万6525人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4695万8530人の感染が確認され、少なくとも3116万6300人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 2日には世界全体で新たに6148人の死亡と49万8791人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の559人。次いでインド(490人)、アルゼンチン(483人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに23万1566人が死亡、929万3284人が感染し、少なくとも367万4981人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万253人、感染者数は555万4206人。以降はインド(死者12万3097人、感染者826万7623人)、メキシコ(死者9万2100人、感染者93万3155人)、英国(死者4万6853人、感染者105万3864人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの105人。次いでベルギー(102人)、スペイン(78人)、ブラジル(75人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6070人、回復者数は8万1045人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が40万3344人(感染1132万6222人)、欧州が28万3829人(感染1097万5318人)、米国・カナダが24万1768人(感染953万2353人)、アジアが17万2277人(感染1068万6922人)、中東が6万980人(感染260万2606人)、アフリカが4万3386人(感染180万5266人)、オセアニアが941人(感染2万9851人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP