復帰のロナウドが途中出場で2得点、ユーベ快勝
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【11月2日 AFP】20-21イタリア・セリエAは1日、第6節の試合が行われ、王者ユベントス(Juventus)は新型コロナウイルスの陽性反応により欠場を強いられていたクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が途中出場から2得点を挙げるなどし、昇格組のスペツィア(Spezia)を4-1で下して常勝街道に戻った。
アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)のゴールで先制するも、トンマーゾ・ポベガ(Tommaso Pobega)に同点とされたユベントスは、ロナウドが56分にパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)との交代で復帰を果たすと、わずか3分でチームに勝ち越しゴールをもたらした。
その後、アドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)が67分に追加点を奪うと、76分には今季3試合目の出場となったロナウドがPKを成功させて自身のゴール数を5に伸ばした。
0-2で敗れた前週の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)、リオネル・メッシ(Lionel Messi)擁するFCバルセロナ(FC Barcelona)戦で欠場を強いられ怒りを募らせていたロナウドは、「クリスティアーノが戻ってきた。それが重要なこと」とコメントした。
「症状がなく体調も良かったのに長く出場を止められた。そしてきょう、サッカーをプレーするという私が愛するものに戻れた」
ポルトガル代表に合流している間の検査から19日間にわたって陽性反応が出ていたロナウドは、4試合を欠場した。
今季のリーグ戦で白星発進を切った9連覇中のユベントスだったが、その後は3試合でドローに終わるなど、90分間で勝利したのはサンプドリア(Sampdoria)との開幕戦のみとなっていた。ユベントスは前月4日のナポリ(SSC Napoli)戦で3-0の勝利を手にしたが、これは陽性反応者がいたため相手がトリノ(Turin)入りできなかったことによるものだった。(c)AFP/Emmeline MOORE