【11月1日 AFP】20F1第13戦エミリアロマーニャGP(Emilia-Romagna Grand Prix 2020)は31日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が終盤にトップタイムを記録し、ポールポジションを獲得した。

 今季残り5レースとなる中、ドライバーズ選手権で首位に立つチームメートのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)を77ポイント差で追いかけるボッタスは、わずか0.1秒差でトップグリッドを手にした。

 ハミルトンは午前中に行われたフリー走行で最速タイムを出し、予選セッションを通じてトップに立つと、Q3では最初のアタックで暫定ポールポジションを獲得していたが、ボッタスが最後の最後でそのタイムを破った。

 ボッタスはこれで今季4度目、通算15度目のポールポジションを獲得。またもフロントローを独占したメルセデス勢は、今GPで前人未到のコンストラクターズ選手権7連覇達成が懸かっており、1台でも4位以内に入ればタイトル獲得が決まる。

 3番手にはレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が入り、4番手にアルファタウリ(AlphaTauri)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)、5番手にルノー(Renault)のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)、6番手にレッドブルのアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)が続いた。

 7番手にフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)、8番手にアルファタウリのダニール・クビアト(Daniil Kvyat)がつけ、5列目にはランド・ノリス(Lando Norris)とカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)のマクラーレン(McLaren)勢が並んだ。(c)AFP