【10月31日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間31日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は118万9892人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4565万850人の感染が確認され、少なくとも3042万5200人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 30日には世界全体で新たに7365人の死亡と55万8737人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の919人。次いでインド(551人)、フランス(545人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに22万9710人が死亡、904万8177人が感染し、少なくとも357万8452人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万9477人、感染者数は551万6658人。以降はインド(死者12万1641人、感染者813万7119人)、メキシコ(死者9万1289人、感染者91万8811人)、英国(死者4万6229人、感染者98万9745人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの104人。次いでベルギー(99人)、スペイン(77人)、ブラジル(75人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5973人、回復者数は8万984人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が40万599人(感染1125万9360人)、欧州が27万6474人(感染1024万7076人)、米国・カナダが23万9820人(感染928万176人)、アジアが17万108人(感染1051万2093人)、中東が5万9178人(感染253万9533人)、アフリカが4万2691人(感染177万8088人)、オセアニアが1022人(感染3万4530人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP