【10月29日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間28日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は116万8750人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4405万6470人の感染が確認され、少なくとも2969万4100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 27日には世界全体で新たに7723人の死亡と51万6898人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の928人。次いでメキシコ(643人)、ブラジル(549人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに22万6723人が死亡、877万9794人が感染し、少なくとも348万7666人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万7946人、感染者数は543万9641人。以降はインド(死者12万10人、感染者799万322人)、メキシコ(死者8万9814人、感染者90万1268人)、英国(死者4万5365人、感染者91万7575人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの104人。次いでベルギー(95人)、スペイン(75人)、ブラジル(74人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5868人、回復者数は8万936人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が39万5320人(感染1105万9786人)、欧州が26万8359人(感染942万3884人)、米国・カナダが23万6719人(感染900万1798人)、アジアが16万7825人(感染1032万1120人)、中東が5万7553人(感染247万5896人)、アフリカが4万1956人(感染173万9674人)、オセアニアが1018人(感染3万4314人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP