【10月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は114万5847人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4226万2290人の感染が確認され、少なくとも2875万4900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 23日には世界全体で新たに6366人の死亡と48万2954人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の880人。次いでインド(650人)、ブラジル(571人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに22万3998人が死亡、849万4044人が感染し、少なくとも337万5427人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万6471人、感染者数は535万3656人。以降はインド(死者11万7956人、感染者781万4682人)、メキシコ(死者8万8312人、感染者88万775人)、英国(死者4万4571人、感染者83万998人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの103人。次いでベルギー(92人)、スペイン(74人)、ボリビア(74人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5775人、回復者数は8万876人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が38万9304人(感染1083万540人)、欧州が26万198人(感染849万9613人)、米国・カナダが23万3882人(感染870万5087人)、アジアが16万4802人(感染1008万8549人)、中東が5万5719人(感染240万5639人)、アフリカが4万930人(感染169万8937人)、オセアニアが1012人(感染3万3934人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP